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みなさんこんばんは。
やっちんです。
ワイヤレスイヤホン市場の中で「コスパの王」と知られるAnker。
特にSound Core Libertyシリーズは、1万円台ながら高機能を詰め込んでくることで人気を集めてきました。
そんなシリーズ最新作、「Sound Core Liberty5」がついに登場!
前作「Liberty4」から実際にどこが進化し、どこが変わらなかったのか。実機を手に取り、数週間使い込んでみた本音をお届けします。
Liberty 5の第一印象と価格設定

まず驚いたのが価格据え置きです。
前作「Liberty4」と同じく税込14,990円。
昨今の値上げ傾向を考えると「よく据え置いたな」という印象があります。
見た目はショートスティック型、いわゆる「耳からうどん」スタイル。
ただし前作と比べて、全体的なフォルムがやや太りになりました。
ケースも少し大きくなったため、ポケットに入れた時の収まりが悪くなった印象があります。
前作Liberty4の課題点

Liberty4は人気モデルでしたが、ユーザーからは次のような声が多く聞かれました。
価格以上に優秀な部分が多かったものの、音質やノイズキャンセリングに不満を持つユーザーも少なくありませんでした。
Liberty5で進化したポイント

では、最新作Liberty5ではどう変わったのか。
結論から言えば「弱点を潰しにきたモデル」と言えるでしょう。
外観レビュー ケースと本体の質感

※左がLiberty4、右がLiberty5
正直に言うと、外観に関しては「前作の方が好きだった」という人も多いはずです。
- ケースデザイン:Liberty4は金属ラインが煌びやかで、内部が光るギミックまで搭載。対してLiberty5はシンプルより。落ち着いた大人っぽさとも言えますが、人によっては「地味」「コストダウン感」と映るでしょう。
- サイズ感:Liberty5のケースは大きめで、前作より開け閉めしづらいのが難点。されにフタ裏のエッジ加工が甘く、少し鋭さを感じます。
- イヤホン本体:表面はガラス調で高級感あり。スティック部分はやや長くなりましたが、装着感に大きな違いはありません。
全体的には「デザイン性は後退、質感は維持」という評価です。
音質レビュー 高音の刺さりは改善、しかし・・・

※左がLiberty4、右がLiberty5
音質については大きな進化が見られます。
- 高音域の刺さりが消えた:前作の大きな弱点を完全に改善。これにより長時間のリスニングが快適になりました。
- 低音はしっかり量感あり:シングルドライバー化してもバスレフ構造のおかげで厚みを確保。EDMやロックも迫力十分
- 中央域はフラット:ボーカルが前に出過ぎず、バランスよく配置されています。
ただし、音質が劇的に向上したか?と問われれば、答えはNO。あくまでも「不満を解消して、安定感を増した」レベルです。
また、ドルビーオーディオは個人的には微妙でした。
確かに音場は広がりますが、エコーが強すぎて音楽用途では不自然。映画や動画なら臨場感アップに役立つかもしれません。
ノイズキャンセリング性能

実際に街中や電車内で試しましたが、「Liberty4」より明確に静か。
車の走行音や低周波のゴーッというノイズがしっかり抑えられています。
ただし、SONYやBOSEのハイエンドと比べると差は歴然。
あくまで「日常を快適にするレベル」と考えるのが妥当です。
外音取り込みも自然で、コンビニ店員さんとの会話もスムーズ。ホワイトノイズが少ないため、長時間オンにしても疲れません。
マイク性能と通話品質

マイクが増設されたことで、オンライン会議や通話でも安心して使えるレベルに。
騒音化でも自分の声がクリアに届きやすく、ビジネス用途でも十分活用できます。
Liberty4との比較表

※※左がLiberty4、右がLiberty5
Liberty5 | Liberty4 | |
---|---|---|
価格 | 約14,990円 | 約14,990円 |
ドライバー | シングル+バスレフ構造 | デュアル(9.2㎜+6㎜) |
ノイズキャンセリング | ウルトラノイズキャンセリング3.5 | ウルトラノイズキャンセリング2.0 |
バッテリー | 最大12時間/ケース込み48時間 | 最大9時間/ケース込み28時間 |
防水性能 | IP55 | 生活防水性能 |
外音取り込み | マイク4基で自然 | マイク2基 |
ケース | やや大型化 | コンパクト |
特徴機能 | ドルビーオーディオ、LDACマルチポイント | ヘルスモニタリング |
メリットとデメリット整理

※左がLiberty4、右がLiberty5
メリット
- 高音の刺さりがなくなり、聴きやすくなった。
- ノイキャン性能が確実に進化
- バッテリー持ちが大幅に改善
- 防水性能がIP55に強化
- 外音取り込みが自然で違和感なし
デメリット
- ケースが大型化し、開けづらくなった
- デザインの高級感は前作から後退
- ドルビーオーディオは実用性が低い
- 音質は「改善」にとどまり、大幅進化でなない。
買うべき人・買わなくていい人

※左がLiberty4、右がLiberty5
買うべき人
- Liberty4の音質に不満があった人
- 日常使いでノイキャンを重視する人
- 1万円台で高品質なワイレスイヤホンを探している人
買わなくてもいい人
- Liberty4を現役で使っていて満足している人
- 高級感のあるデザインを重視する人
- 「1万円台で感動的な音質」を求めている人
代表候補
もしLiberty5に強い魅力を感じなければ、他の選択肢もあります。
Anker SoundCore P40i air pro 4:1万円以下でノイズキャンセリングと音質を確保。コスパ重視ならこちら。
SONY WF-1000XM5:音質・ノイキャンともにトップクラス。価格は高いが満足度は段違い。
JBL tour Pro2:迫力のある低音とアプリの自由度が魅力。音楽好きにはおすすめ。
総合評価と結論

SoundCore Liberty5は「前作の弱点をしっかり直した良モデル」です。
高音の刺さりがなくなり、ノイキャンも進化。防水性能やバッテリーも進化しています。
しかし、「価格以上の感動があるか」と問われれば、少し疑問が残ります。
Liberty4をすでに持っていて、満足している人は買い替える必要なし。
逆に「Liberty4の音がどうしても合わなかった」という人にとっては、十分な改善が感じられるでしょう。
コスパで勝負するなら廉価モデル。音質で勝負するならSONYやJBL。Liberty5はその中間を狙う人にとっての選択肢となりそうです。
まとめ

SoundCore Liberty5は、前作Liberty4で指摘された弱点をしっかり改善した「順当進化型」のモデルです。
特に「高音の刺さりがなくなったこと」と「ノイズキャンセリングの強化」は、日常的に使う上での快適性を大きく引き上げてくれます。
加えて、防水性能やバッテリー持ちの向上といった基本スペックの底上げもあり、完成度は着実に高まりました。
一方で、ケースの大型化やデザインの簡素化といったマイナス要素も無視できません。
Liberty4のようなガジェット的なワクワク感や高級感を期待すると、物足りなさを覚える人もいるでしょう。また、音質面は「改善」止まりであり、「感動するほどの進化」までは感じにくい点も正直なところです。
このことから購入の判断基準は次のように整理できます。
Liberty4を使っていて不満がない人
→無理に買い替える必要はありません。性能差はあるものの「必須レベルの進化」ではなく、むしろLiberty4の方がデザイン面で満足度が高い可能性もあります。
Liberty4の音質やノイズキャンセリングに不満を持った人
→買い替える価値は十分にあります。特に高音の刺さりが気になっていた方にとっては、大きな改善を体感できるでしょう。
初めてワイヤレスイヤホンを購入する人
→Liberty5は選択肢の一つですが、同価格帯のSONYやJBLのミドルレンジ、あるいはAnkerの廉価モデルとの比較は必須です。「バランス重視」「生活ノイキャン重視」ならLiberty5でも満足できますが、音質の感動やデザインの高級感を重視するなら他社製品が候補になります。
コスパを最重視する人
→1万円以下で十分な性能を持つAnkerのP40i Air Pro4などの廉価モデルがおすすめ。Liberty5との差額ほどの満足度を得られない可能性があります。
結論として、Liberty5は「価格据え置きで安定性を増した正統派アップデート」。
ただし、驚くほどの確信はなく、ユーザーにとって評価が分かれるモデルです。
コスパを武器にしてきたAnkerにおいて、「少し中途半端」という印象もありますが、逆に言えば「万人にとって大きな欠点がない無難な完成度」とも言えます。
あなたが「イヤホンに何を求めるか」によって、このLiberty5は「最高の選択」にも「見送り対象」にもなり得るでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考になれば嬉しいです。
では、また!
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